青い渋柿(渋柿の中でもとくに渋みの強い品種←タンニンが多く含まれている)をつぶし、圧搾&濾過したものを自然発酵させた上澄み液のこと。 (赤く熟してしまうとタンニンの効果が弱まってしまうそうです) その後ワインなどのように熟成させる。 柿渋にも3年ものとか5年ものとかあるんですよ。(もちろんそれ以上もある)
特徴は?
防水性、防腐性、防虫効果に優れています。 重ね塗りをすると若干色がつきますが、 色見を加えたい場合は紅殻などを混ぜて使用します。 また塗りたてはあまり色見は感じられませんが、 経年変化で濃い茶色に変化してゆきます。
用途は?
家や家具、樽、桶などの塗料として。 伊勢型紙などの和紙や漁網などの補強材として。 生地や織物などの染料として。 タンニン(ポリフェノール←赤ワインに含まれているのでご存じの方も多いでしょう)が含まれているので健康食品などにも。
あの美味しくて栄養価の高いカシューナッツからできています。 カシューナッツの殻から抽出したものに乾燥性を持たせた塗料のこと。 漆と良く似た塗料。
水分、熱、薬品、磨耗などから木を守ってくれます。 塗ったあと、独特のもちっとした感触や艶感ががでます。 仕上がりー見た目の美しさとお手入れ入らずで使用できるのが特徴。 また塗装方法により、色々な仕上がりにすることもできます。 (しっかり、もちっとした塗膜の強めのものから艶を抑え目に薄めに仕上げるものまで) また、使用しているうちに落ち着いた艶に変化してゆきます。 塗膜はのりますが、手軽なウレタン塗装などとは違い、 漆と同じで木の呼吸をさまたげるものではありません。
漆器、お仏壇、楽器、家具などの工芸品や お寺や神社などの建物の屋内など。
いわゆるオイルフィニッシュの事。文字通り、オイルを塗って仕上げる事。一般的に無垢材の家具ではオイルフィニッシュというと、ナチュラルオイルや、自然素材を使用した自然塗料が使用される事が多い。 undead furnitudeでも、オイル仕上げの場合は自然塗料やナチュラルオイルを使用しています。 ナチュラルオイルex)桐油、胡桃油、亜麻仁油など
木材にオイルを塗る事でオイルが内部まで浸透し、乾いて固まる事で木部を保護します。固い塗膜をつくらないので、自然に近い木の感触が楽しめます。その反面塗膜が剥がれやすい為、定期的なメンテナンスが必要になります。
家具や、フローリング、壁など無垢材へのの塗料として。メンテナンス用としての使用も。